インターネットで新潟の情報を広げる

朝日新聞で4日前から一面で「ウェブが変える」というWeb2.0時代をテーマとした連載が始まり,これまでにウィキペディア検索エンジンウィニーが取り上げられ,今日はロングテール。記事にあるようなビジネスの世界だけでなくブログやSNSなどを使った個人による情報発信も社会で大きな位置を占めるようになった。

に書いたように,新潟県や新大学をアピールしていく上で,Webページだけでなくブログなどネット上での情報発信は重要だし,それらがどうネットで受け取られているかを知る上で,通常の検索だけでなく,このブログでも度々紹介しているようなブログ検索を使った分析も欠かせない。いわば口コミでどのように情報が広まっているかを知ることができるのである。
それで,2006/07/03に書いた「坂口安吾賞」と,2006/08/10に開催される「日本海夕日コンサート」について,著名なブログ検索のテクノラティで調べてみた(件数は2006/07/30・17:30時点)。

坂口安吾」の名が冠され,新しく設けられた文学賞にしては言及してくれているブログが少なく,いい作品が集まるのか不安であり,やはり若い人の多くがもはやその名前を知らなった時代になってからの企画では時機を失した感は否めない。ただし,第1回の受賞作品によっては将来的に評判になっていく可能性もあるので,新潟の力のあるブロガーの今後の情報発信にも期待したい。
なお,日本海夕日コンサート(日本海夕日キャンペーン参照)の方はそれなりの歴史もあるので,楽しみにしている人も多いように感じられる。個人的にも今年は渡辺貞夫さんなどが出演するので期待している(行けるかどうかは未定だが)。
以上のように,常日頃ネットでの新潟情報展開についていろいろ考えている中で,先日以下のようなトラックバックセンターを設けてみた。


今のところ自前記事の投稿だけだが,本記事をご覧いただいた多くの“新潟ファン”にご協力いただければ幸いである。
最後に余談だが,冒頭の朝日新聞連載「ウェブが変える」の初回ウィキペディアについては,昨日書いたオープンカレッジの2日目の説明で取り上げたところ,前の方にいた高校生数名から少し反響があり,やはり高校生もネットをそれなりに利用している時代になったことを再認識した。この点でも現在の短大でも新大学でもWeb情報発信は急務であることを繰り返し記しておきたい。