ビールを冷やす

私が家で担当している数少ない仕事の1つが毎朝ビールを冷蔵庫に入れること。これを忘れると仕事を終えて帰ったときに大変な落胆をすることになる。
考えて見れば,入れておくだけで冷えてくれるのはとても有り難い。もちろん,電気エネルギーを使っているし,伝導・対流・放射(輻射)の3つに分類される熱の伝わり方のうちのある現象が働いているわけであるけれど。温かい分子(運動速度の大きい分子)と冷たい分子(運動速度の小さい分子)が四六時中ぶつかりあって,一定時間後に後者が勝利をおさめることになるのだ。
このブログもそのような新大学に向けたエネルギーのぶつかり合いの場としてスタートしたつもりなのだけれど,こちらの力不足もあって残念ながら今のところその役割をあまり果たせずにいる。この貴重な夏休みも今日でおしまいだし…。まあ,この場以外のどこかでそのような営みが継続していることを期待し,それが遠くない将来多くの人の目に触れることを楽しみにしていよう。そしてそれを肴にうまいビールが飲めることを。
ビールといえば,1006/07/29のオープンキャンパスの記事で紹介した北大では,この夏国公立大学では初のビアガーデンを開いたとか。

交響楽団の演奏をみんなで楽しんだり,ビアガーデンで学生と激論を戦わせたり,文化の場としての大学という存在について幅広く議論するのもすばらしいことだと思うのだけれど。