卒業研究発表の季節
新聞等の大学関連のニュース記事で,卒業研究・卒業制作などの発表のアナウンスが多数見られる季節になった。大学が市民に恩返しできる貴重な機会である。2007/01/28の記事とも関連して,本学でもせっかくのサーバなども利用して多くの情報発信がなされることを切望する。
で,私の研究室はゼミ生が5名と久々の大所帯。それぞれに最後の追い込みの最中だが,そのうち2件はすでにネットに公開した。
- 糖タンパク質データ集(糖鎖を含むタンパク質) ※昨年11月の第29回情報化学討論会で一部を発表済み
- 農薬分子データ集〈その2〉 ※現在分子構造の再確認作業中
学生との共同作業をより多くの方に利用していただけたらと思う。
なお,前者については英語版,
も作成し,Wikipedia英語版の,
にもリンクを登録した。
糖タンパク質・糖鎖は最近注目の分野であり,つい先日刊行された,
でも少し前の版から『糖タンパク質』が1つの章として独立している。また,別ブログ記事,
に書いた“バイオインフォマティシャン”と関わる『バイオインフォマティクス & コンピュータを利用した生命工学』が今回の27版から新しく設けられたことも紹介しておきたい。