新大学で中・高の教職免許(申請中)は英語だけ?

28日になって新潟県立大学(設置認可申請中)のサイトに以下の情報が追加された。

この中にある,

は以前から出ていたのかどうか不明だが,国際地域学部国際地域学科については以下のような記述がある。


教職免許については複数科目の設置が望ましく,英語以外にも例えば社会・情報関係の科目が出せないものかと考えていたがどうやら英語だけになりそう(これもまだ認可されたわけではないが)。
また語学関係の表現が多く,これからの社会で望まれる文理融合(例えば2008/03/16の記事参照)的発想はなく,科学・サイエンス(例えば2008/08/01に記した“市民の科学技術リテラシー”)あるいは情報という語も入っていない。
上の文章を作成した方の意図が強く出ていると思われるので,受験生は今後公開されるであろう個々の科目等の内容を見て新大学の総合力を判断してほしい。
私がかかわる分野は再三書いているように現在と大幅に変わるわけではなく(もちろん科目名は変わり密度を高める必要があるけれど),それは研究室の前に貼ってある以下の紙にも反映されているし本ブログを読み通してもらっても理解してもらえるだろう。

受験生には『まずはここから!! 』も見ていただきたい*1

さて,引越し騒ぎで終わってしまった今年の夏休みも今日まで(午後からは企画「これでいいのか! 新潟水俣病対策 〜新潟県・市の水俣病施策を考える〜」を聴きに行く予定)。プレハブの研究室もまだ片付かないが,まずは学生を受け入れる準備として学生用のノートPCのネット接続作業は優先して行った。新大学でも新しい情報環境でウェブを駆使して学生とともに勉強したいと考えている。

学生を待ち構える研究室のノートとプロジェクタ

*1:例えばアドミッション・ポリシーの『語学』とも関連して下記ページには大学での勉強方法に関する情報(日本語・英語・中国語・韓国語)が満載で,自然科学/医学には私のサイトも収録されている。
  ・文献収集講座(京都大学建築系図書室)