県立新潟女子短期大学から新潟県立大学への橋渡しの新刊書

別ブログ,

に記したように,今月末か来月初めに執筆に参加した書籍が発刊される。


共著者に加わることになったのは,有機概念図に関するプログラム作成やデータ集作成に協力してくれた本間ゼミ卒業生の研究成果も背景にあり,学会報告した分については引用文献にも記載した。

第4章参考文献のWeb転載版

サイエンスアゴラ2008(2008/11/22-24,国際研究交流大学村)における23日の分子イベントで,有機概念図を利用した演し物をやる関係上,当日までに発刊できるよう出版社にお願いすると同時に,巻末の著者略歴に『2009年4月 新潟県立大学准教授(着任予定)』の1行を入れられるかどうかで,文部科学省の認可をぎりぎりまで待つという綱渡りだった。あるいは新大学名が入った初の学術書になるかも知れない。
同書は多くの大学の研究室・図書館に備えてほしいと願うと同時に,私が来春以降担当する科目の多くでも推奨できる書籍であり,まさに本エントリーのタイトル通りの存在と考えている。
短大生であっても卒業研究などで4年大に迫る仕事ができることをまた1つ示せたことを感慨深く思うと同時に,短大全体でそのような力を持っている学生の力を十分に引き出すことができたのかどうか振り返ることが,新しい大学を豊かにしていく上で欠かせないと考えている。