新潟県立大学を受験してくれた受験生のみなさんへ

先日の推薦入試の結果が公開された。

合格・不合格にかかわらず,受験してくださった方々に感謝している。合格された方々もこれから新潟県立大学あるいは他大学の一般入試を目指す方々も,来春の学生生活に向けて是非継続して社会に目を向けた勉学を続けてほしいと願っている。最近は大学だけでなく専門学校でも推薦入試後に課題を出すなどして学力やスキルの維持・向上を図る例も多いが,新大学ではそのような動きは今のところ見られず,各自の自助努力に委ねられている。
教員サイドも自己責任でメッセージを伝えていくしかなく(Web2.0の時代だからこそ可能!),本間ゼミについては本ブログや講義用ページを継続してご覧いただきたい。あるいはブログを立ち上げてここにTBを送っていただいてもいい。


見ておいてほしいサイトや読んでおいてほしい本も紹介しているが,最近話題になっており今朝の朝日新聞書評欄でも取り上げられている以下の本も大学生活を知る上で必読だ。昨日のサイエンスカフェにいがたジュンク堂新潟店のSさんに聞いたところでは新潟でもようやく売り上げが伸びてきているとのこと。特にp.112〜の『慶応・理工系大の「無意識化の就活」』が参考になる。
就活のバカヤロー (光文社新書)

著書のお一人の石渡さんからは前著について書いた記事にコメントをいただいている。

また,石渡さんと共著で「時間と学費をムダにしない大学選び 2009年度版」を書かれた山内太地さんからは新大学開学後は見学に来てもらえるというコメント,

をいただいているのだが,山内さんも以下の新刊を出されたので昨日ジュンク堂で手に入れて読ませてもらった。
下流大学に入ろう! (光文社ペーパーバックス)

例によってタイトルは過激だが,全国のがんばっている研究室の様子を知ることができ,p.185〜の『「しょこたん☆ぶろぐ」はPRの星だ』に書かれている一文は大学サイトは肝に銘じる必要がある。

    “大学のHPのなかには,Yahoo!ニュースや文部科学省の公式HPより発表の遅いものが多い。新しい学科ができたというニュースをネットで見て,その大学のHPを見ても,何も書いていないことはザラである”

第4章目次紹介
には強く共感する

ネット時代,受験大学を決めて勉強を始めたところから大学生活は始まっているのだと思う。

2008/12/20に購入した本