“未来に進むべき方向”

昨日の朝日新聞文化欄記事,

  • 観流:反貧困への連帯 時代生き抜く思想試される

の中に,「広告批評」2009年1月号に掲載された橋本治さんのコラムに以下のような文脈があることが紹介されていた(太字は記事では傍点)。
広告批評 333号 特集:テレビのこれから

これが目に飛び込んできたのはこのブログでも2009/09/07に以下のような表現を提示したからである。

アメリカでは20日の大統領就任式のずっと前からオバマさんが多くのメッセージを世界中に発信している。新大学も“時代生き抜く思想”“未来に進むべき方向”を示す責務があると考えている。
そしてそれは決して大それたことである必要はなく,“1円”の意味の大きさを知ることも重要と学生には話している。以下の写真の製品一つをとっても,私たちの口に入るまでにどれだけの業種が絡んでいるかをイメージし,それが価格にどう反映されているかを考えてみればよいのだ。あるいは大学という場でなければできない広義の経済活動(産み出すものが“1円”だっていい!)を入学予定者も含めみんなで実践してみればよいだけのことだ。時代は新しいうねりを待っている。

消費税額は1円!(撮影は2003年)