賽はまだ投げられていない?(ブログでも間に合わないかも…)

現地報告。今日の教授会の“報告事項”で準備のための委員会と作業グループの組織図が示された。年頭の知事の発表はようやくのヨーイドンかと思っていたのに,肝心のトータルビジョンを語る場がまだ作られていないように私には見える。単にこちらの目が悪いだけで,県内外の関心のある方々には見えているのかも知れない。もしそうだったらコメントで是非教えてほしいと思う。
議題ではなかったので情報だけは見えるようにとお願いだけはさせてもらった。
今の短大の組織を壊して新しい大学を創るという前回の話だったと記憶するが,準備の組織は今の組織のままで,時間も限られているのでいい大学を欲している高校生たちに応えるものができるのかどうか心配になるばかり。
改めて,昔共鳴を覚えた以下の図を思い出している(2006/01/17に書いた星野佳路さんがとられている手法もこの図そのものだと思う)。


私が今関心のある分野の1つである生命の世界でも,この図を想起させるような,

という本が出てくるくらい,そのシステムの連関性が注視できるようになりつつあるが,私たちの社会もその素晴らしさに見習うことが多いだろうと日頃から考えている。
先ほどまで,

を横目で見ていたが,先週書いたように進行役は脳科学者の茂木健一郎さんで,そこであげた本,

には,『創造性は,他社とコミュニケーションする能力する能力と大いに関係しています』とある(p.83)。
大学という公器を夢を持って語る新たな場ができることを期待しつつ,しばらくはこのブログを続けることにしよう。

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