新潟県2006年度当初予算案に県立大学設置事業が計上

朝日朝刊新潟版に新潟県の2006年度当初予算案に関する記事。関連情報も追記の予定。

(上)には“土木部や農地部予算を削り込む一方、産業振興に向けた新規事業分を計上”とあり,新しい新潟県像つくりを目指す意気込みを示したものと読み取るべきだろうか。(中)では“県立新潟女子短大を、男女共学で4年制の県立大学へ移行することも決めた”とだけ書かれている。詳しい資料は県のサイトで参照できる。

“本県の発展を担う中核的人材の育成を目指し、新潟県立大学(仮称)の整備に着手します”として県立大学設置事業に“56百万円”が計上されている。同予算についての知事の記者会見の中では,新潟県立大学について以下のように語られている。

    地域の中で主体性を持って豊かにしていってくれる地域の人材づくりといことで、県立大学設置事業を考えています。
       《 中 略 》
    未来を拓くにいがたのひとづくり、未来を担う若者の育成、学力向上対策、キャリア教育の推進、高等・生涯教育機関の充実ということも考えています。県立大学の設置の他に、図書館整備費を充実しました。ちゃんと使える図書館というものにしていきたいと考えています。
ともあれ,新大学設立に向けて予算が盛り込まれたことになる。貴重な税金をどう活かしていくか,正念場と言えよう。