新潟県の公表資料&ブロードバンド環境
年度末・年度始めのせいなのか,新大学のあり方を考える上でも参考になる資料がいろいろ県のサイトに出ている。
- 県民意識調査報告書(全体集計結果)の公表について(知事政策局政策課,2006/03/31)
- 「きゃりあ教育と若者雇用に関する報告書」について(知事政策局政策課,2006/03/31)
- 統計グラフでみる新潟県 平成18年版(2006/04/01) ※上はその中のグラフから(2000/10/01の人口ピラミッド)
このうち,『県民意識調査報告書(全体集計結果)』の中に,
の調査結果があって,回答数3748名中インターネット利用者は4割,ブロードバンド回線(光ファイバ,ADSL,ケーブルテレビ)利用者は439名で11.7%に留まっているとのこと。
昨日から新潟県内でも地上デジタルテレビ放送やワンセグサービスが一部地域で始まった。ICT時代に新潟県でどのように利用環境が整備され,どのような情報を県内外に発信していくのか,多くの知恵を寄せ集めることが必要だろう。
余談であるが,2006/02/06にも書いたように自宅のネット接続環境の変遷を以下で公開している。
この中で,データ容量の大きいタンパク質データの転送速度のことにも言及しているが,ネットに動画などの大容量情報が増える一方であることを考えれば,ブロードバンド回線普及に格差が生じないような努力は欠かせない。
なお,別ブログ2006/03/30と本日分で紹介したように,比較的サイズの大きい生体分子データを収録したコンテンツをいくつか公開したばかりなので,読み込み速度のチェック用としてもお試しいただけたらと思う。