“Web2.0”と新潟ブランディング
先週末は,ふらりと東京の風に当たりに行ってきた。
美術館回りしたのは自分の肉眼でいいものを見る必要性をいつも感じているからであり,その動機付けになる種の多くは学生時代に培ってもらったものだと改めて思う。
土曜の夜はG大に勤めている友人に付き合ってもらって,教職や水俣病の話など雑多な情報交換をすることができた。飲む間も新大学のことが頭から離れないのは因果なことである。
その他にも書店を回って,読みたい本を仕入れたり情報をインプットしたりして,十分充電。新潟の書店には置いていない雑誌も,読みたい号をある筋に頼んでおいたのを受け取ってきた。それにしてもどうしてこうも本の数が違うのだろう。
都内のS書店では“Web2.0”本の特設コーナーも見かけたが,以下の新刊本をゲット。
- 高城剛,「ヤバいぜっ! デジタル日本 ―ハイブリッド・スタイルのススメ」,集英社新書(2006)
- 著者サイト:takashiro.com
- 神田敏晶,「Web2.0でビジネスが変わる」,ソフトバンク新書(2006)
- 著者ブログ:KandaNewsNetwork
このうち,前者ではこれからの時代におけるクリエイティブ力の重要性が強く指摘されており,第2章『ブランド「日本」』では,英国の国家ブランディング(Britain TM)や日本の地域ブランディングなどコンテンツ戦略に対する熱い想いが語られている。“ブランド「新潟県」”や“ブランド「新潟県立大学」”という視点は避けて通れないと改めて思うが,著者のサイトと関わったプロジェクトのページを是非参照していただきたい。アートもWebコンテンツも,いいものを見なければいいものを産み出せないのだ。
- www.takashiro.com(筆者サイト)
- 沖縄デジタルアーカイブ「Wonder沖縄」 ※上画像は同サイトより(なお,昨日は沖縄戦終結61年目にあたり,多くのニュースが報じられていた)
また,p.113『日本におけるコンテンツ教育』(第3章『ハイブリッド日本人の提案』内)も,多くの示唆に富んでいて先日の講義でも紹介させてもらった。
なお上掲2冊にしては別ブログ,
で取り上げ,Web2.0でも重視されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の代表的存在mixiに以下のコミュニティを新設してので,mixi参加者にご覧いただいて参加していただけたら有り難い。
- mixiコミュニティ「アカデミックWeb2.0」