大学の文化的資産

欧米の大学はその所在地の文化的拠点を兼ねている場合が少なくないが,日本でも歴史的所蔵品などの展示施設を保有している大学があってうらやましく感じることが再三ある。最近話題になった以下のようなものもその一例であろう。

別ブログに書いた,

で紹介した,下記サイトも大学における長年の研究成果を提示するものとして重要な実践である。


上図右下内は,ミュージアムに展示されている藤田穆先生考案の有機概念図の解説書をもとに,私が学生の協力を得て開発したプログラムで作成したものであり(現在はExcelで利用できるようにして公開),リアルな紙に描かれた資料がネット上のバーチャルな資料として展示されているというところが時代の流れを教えてくれる。
遠からず新しい4年制大学ができるとして,その新大学あるいは現在の県立新潟女子短期大学がどのような文化的資産を社会に提示できるのか,計画と総括をしてみることも必要ではないだろうか。