Google Scholarの充実

2006/08/17に紹介した,

で検索できる情報量が国立情報学研究所との連携により飛躍的に増大した。

県立新潟女子短期大学の紀要も検索できるようになり,各人の研究内容も容易に知ることができるようになった。
試しに私の名前で検索すると,

現時点で23件出てくるが,このうち3件は同姓同名の方で物理分野のご研究をされている。また,引っかかっていいはずのものが出てこなかったりするが今後に期待したい。
ところで,公的機関がGoogleなどWeb2.0の力を借りて情報発信等に努めるようになったのは歓迎すべきことであるが,自らも進んで情報を市民に伝える努力を怠ってはならないことに変わりはない。
最後に関連するGoogleの話題でもう一つ。

学生へのメールアドレスの付与は厄介な作業であるが(卒業後は使えなくなる),これをGmail(研究者の間でも利用者が増えている)に一任して卒業後のネットワークも確保するなど幅広いサービスを利用できるようにしようというもの。Web2.0の力はアカデミックの世界にも間違いなく浸透しつつある。