学友祭展示でも新大学の質問

昨日の宣言にしたがって研究室前の廊下を使うという省エネ形式の展示。


模擬店ではなく研究関連展示というものに慣れない(?)学生の多くは素通りだが,何人かの学生と学外の訪問者が展示を見て話をしていってくれた。短大から大学になるという情報は広がっているので,その質問も当然出てつい盛り上がる。新しい大学像を県民と議論するには誰でも自由に短大の敷地に入れる学祭というのは絶好の機会で,それを短大全体としてうまく使えなかったのはやはりもったいない限りである(と言っても私も全展示を見たわけではないのだが)。
学生時代に『学内公開』を経験した立場として,短大という先輩後輩のつながりが望みにくい中で,どうしても教員である自分自身が直接の担い手にならざるを得ないという悲哀を感じつつ,4大化になれば一回手本を示せばあとは学生たちが続けてくれるだろうという期待もある。
そのためにも4年制になってから突然いろいろ始めるのではなく,今の短大からのいろいろな試みの継続性を大事にしたいと思う。
新大学のマークや大学祭の名称なども今から考えておきたいですね。