新大学に向けての脱皮:訣別と船出

3日前に書いたように新潟県立大学(設置認可申請中)のオープンキャンパス情報が公開されたが,学内では受験生を迎える熱気が感じられず(魅力的な内容にするには時間をかけなければならないのに),ブログでもあまり話題になっておらず,例によって自己責任でメッセージを伝えなければならないようだ。


Googleによる“新潟県立大学 オープンキャンパス”ブログエントリー検索結果

(短大若手教員の情報発信や受験生など当事者の反応はまだ見られない)

開学に向けて構内では工事が進められ,先日も書いたようにこの夏休みはプレハブへの引っ越しに忙殺されて一番仕事ができるはずの時期が台無しになった面もあるけれど,脱皮に向けてのさなぎの時期というところだろうか。
私の研究室ではオープンキャンパスの模擬オフィスアワー(研究室訪問)を開く予定でそのためのページも公開したが,引っ越しの様子の写真を使って担当予定分野についてのメッセージを伝えたいと準備を始めたところだ。


訣別と船出:旧分野の廃棄資料・書籍(右側)と新分野への船出のための資料(左側)


船出:学生を待ち構える新分野の書籍等(個人蔵書)

これらの段ボールの中にどんな本が入っているのか,是非受験生のみなさんにはその中身を期待してもらいたい。
ところで,引っ越しでは演習室にある開学以来44年間に蓄積された代々の教員の物品の整理もあり*1,ふだんの仕事(各Webコンテンツのニュース更新やブログ執筆も含め)も約束した仕事もまともにできず,最後の梱包だけは私費で業者にお願いしてやってもらった。そうでなければあと2週間はつぶれただろう。今でなければできない仕事,書けない文章もあり,時間はお金には変えられない。受験生のみなさんも同じだと思うので時間を大切にして自分の希望する大学を目指してほしいと願っている。

秋の学会で報告予定のコンテンツのデータ追加も滞ってしまった


引っ越し荷造りの領収書

*1:試薬の廃棄等に当たっては事務局の多大な支援をいただいた。