よその大学の宣伝をしても仕方がないが

オープンキャンパスが終わり,10/13の研究室自主公開は訪問者0という悲惨な結果に終わってしまった。


Googleによる“新潟県立大学オープンキャンパス”検索結果

同ニュース検索

ほとんど認知されていない新大学からのメッセージを受験生に伝える大切な機会だったが,ずっとニュース検索していても少なくともネット上には記事が出ていなかったのが気にかかる。
例えば新設大学でも,新聞社の宣伝サービスを利用しているところがある。

asahi.com(朝日新聞社):学校最新情報 -教育-


同情報に出ていた新設大学(名称変更)のオープンキャンパス情報

これまでと同じ広報をしていてはダメで,特にネットの活用は欠かせず現スタッフの総力戦が欠かせない。
例えば10/25-26は短大単体(来年は合同?)では最後の学祭で,外からたくさんの人が来る絶好の機会だが,以下には情報が載っていない。

私は25日は別イベントで不在だが,26日は研究室自主公開の焼き直しあるいはノーベル賞関連のデモ講義をやろうかどうか検討中。ともかくプレハブで場所が悪いのがやりにくい。
大学のイベントと言えば,例えば東大では学生による以下のような企画がある。環境三四郎とは以前メンバーと情報交換したこともあるが,もはや15年。つくづく継続は力だと思う。


東大では本ブログが利用させてもらっているはてなを使ったブログによる広報も工学部が展開している(特任教員によるものと学生のよるものがある)。

ブログは無料で使えるサービスも多いし,税金を使った宣伝だけではないと思うのだけれど。大学がYouTubeやニコ動を利用する時代なのだし,必要なのはやる気とセンスだけだ。

少しお金はかかるが,ネットを使った宣伝と言えばGoogle AdSenseで,私のサイトにも載せているが,時々他大学の宣伝をしている場合がある。以下は『地球環境学舎』という存在を教えてくれた京都大学のものが表示された例である。


京都大学大学院 地球環境学堂・地球環境学舎・三才学林

一昨日も以下のような雑誌が出たが,最近大学情報本が多数出ていて,研究室前に置いておくと編入を目指す各学科の学生がよく借りに来る。新大学の広報はどこが責任を持っているのかよくわからないが,繰り返せば大学の情報発信と宣伝は総力戦であることを教職員全員が意識すべきだろう。