みんなで新潟を売り出そう!(佐渡トキ米に寄せて)

今朝の朝日新聞新潟版の記事。

このお米をつくった仲村昭男さんが所属する「トキの田んぼを守る会」のトキひかりは,2008/11/30に写真を載せた,


で食べ比べをした3種類の佐渡コシヒカリのうちの1種類である*1

準備をしてくれたゲストに受賞のことは聞いていたのだが,まったくニュースになっていないことを残念に思っていたところにようやく今朝の記事が出たわけである。
せっかくいいものを持っていてもみんなに知られなければ意味がない。その点でブログというツールは重要な力を持っている思うし,エントリーは多ければ多いほど伝達力が高まることを理解する必要がある。

なお,トキひかりのページに書かれている不耕起栽培は,すでに今年の「生活環境化学」の講義でビデオで紹介している(番組内で佐渡の田んぼとトキも紹介された)。先日のサイエンスアゴラでの上京で,ある企業人と日本の将来について話した時もREACHと農業が話題に出た。新大学の入学生には先を見る力の下地をを入学前に身につけておいてほしいと思う。
ここで話は変わるが,“新潟を売り出す”情報例として例えば以下のようなSPYSEEタグを少し前に作成した。いいものをつくることと並行してネットへの情報発信を怠ってはならない。

*1:参加者にどれが好みか集計したところ,票が割れたことは強調しておきたい。

*2:個人的には“将来の坂口安吾”となる若手にも賞を出してほしいと望んでいる。大学という場もそうだけれど若い力を見抜く力こそ今という時代に必要とされているのだ。